冬に観葉植物を枯らさないために。屋内に移すときの「4つのポイント」
観葉植物が映える季節になってきました。観葉植物があると、緑に触れたい気持ちが満たされ、何だか家の中が柔らかい雰囲気になります。秋が深まってきた今こそ、愛着を持ってお手入れをし、冬をお気に入りの植物と心地良い時間を過ごしてみたいものです。ということで今回は、冬に植物を屋内へ移動させる際にやるべきこと4選についてご紹介します。
1. 植物ごとに適切な場所を見つける
気温が約13℃を下まわったら、屋内に戻すことを推奨します。 直射日光が十分に当たる窓際や、日焼けの心配がある植物には、少し離れた間接日光の当たる場所など、適切な日照条件を見つけましょう。 また、窓からの隙間風や寒さに植物に耐えられるかどうかも考慮する必要があります。温度は約18~29℃の間となる場所が好ましいです。 また、乾燥し過ぎも良くないため、暖房器具との位置関係に注意してください。適した窓がない場合は、紫外線を発する植物用ライトを用意すると良いでしょう。
2. 植物に害虫がいないか?
植物を室内に入れる前に、何か余計なものがくっついてきていないかを確認しましょう。害虫を駆除するには、以下の石鹸水に浸す方法を実践してみてください。 ニームオイルとカスティール石鹸を加えた水に、植物を逆さまにして沈め、葉がすべて浸かるようにします。 植物全体(鉢などすべて)を泡が出なくなるまでその石鹸水に浸してください。 これで、ニームオイルとカスティール石鹸が駆除してくれるはずです。
3. 大きな鉢に植え替える(必要であれば)
夏の間にビタミンDをたくさん吸収して成長した植物もあるかもしれないので、大きな鉢に植え替えることをオススメします。そして、根を見て根詰まりを起こしていないかチェックしてください。 植物が小さいままのほうが良いのであれば、根を短く切ったり株分けをしたりすることも可能ですが、小さすぎるスペースに大きすぎる植物を入れておくのはNGです。
4. キレイにして肥料や水を減らす
枯れた葉や病気にかかった葉がある場合は、清潔なハサミで切ってあげましょう。 不完全な葉は切り落としてもかまいませんが、見た目の良くない部分をモンステラのように切り落とすこともできます。 元気そうに見えても、今の季節のように日光が弱くなると葉が落ちてしまうことがありますが、心配は不要です。 肥料を与えたくなるかもしれませんが、日光が減り気温が低下すると植物の成長は遅くなるため、肥料は春まで必要ありません。 また同様に、水のやり過ぎもNG。むしろ今までよりも、水を減らすべきです。植物の根のまわりの土は湿らせつつ、濡れすぎない程度にしましょう。 ──2023年11月4日の記事を再編集のうえ、再掲しています。 Source: The Spruce 翻訳: 白井樹(OCiETe)
ライフハッカー・ジャパン編集部