和式トイレ「使ったことがない」 練習してくる子供も… 学校で進むトイレの洋式化の背景は?
トイレ我慢する子も…暗くて怖いイメージからの脱却
中野栄小学校の改修前の男子トイレは、和式が2つに対して、洋式が1つ。開校当時からほとんどそのままだというトイレは薄暗く、個室の中に入るとその中ははかなり狭いうえに、暗い。子供たちの普段の生活環境とギャップが大きく、トイレの利用を避けてしまう子供たちも多いという。 「暗くて怖いというイメージからトイレを我慢する子供たちもなかにはいる。健康で安全な生活を送るためにやはり使いやすいトイレを整えるということは非常に重要だと考えている。」(中野栄小学校・丹野憲教頭) 衛生面に加え、防災機能の強化などから進む学校トイレの洋式化。文部科学省では、トイレの改修を含めた教育環境の改善に取り組むとしている。 (仙台放送)
仙台放送