リーグ優勝決定シリーズ第5戦で敗れたガーディアンズの選手ら（AP）

＜ア・リーグ優勝決定シリーズ：ガーディアンズ2－5ヤンキース＞◇第5戦◇19日（日本時間20日）◇プログレッシブフィールド 　ガーディアンズは、王手をかけられたヤンキースとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦で敗れ、1勝4敗で敗退した。 　延長10回までもつれた緊迫した戦いは、最後に力尽きた。延長10回、5番手右腕ガディスが2番ソトに痛恨の3ランを浴び、試合が決まった。 　それでも投手陣は奮闘した。先発右腕バイビーがヤンキースの強力打線を5回まで3安打無失点。6回には4番スタントンに同点の2ランを浴びたが、継投したリリーフ陣はその後、9回までをぴしゃりと抑えた。 　3年連続セーブ王に輝いたが今ポストシーズンで打ち込まれている守護神クラセは、同点の9回に4番手で登板。これが3連投だったが、100マイル（約161キロ）超えの剛速球を次々に投げ込む力投で、先頭の3番ジャッジからの打順を1回1安打無失点に抑えた。 　就任1年目でチームをリーグ優勝決定シリーズまで導いたボート監督は「我々はもっと上までいけると感じている。ここまで成し遂げてきたことを誇りに思っている。クリーブランドのファンは素晴らしかった。常にサポートしてくれた」と振り返った。