仙台が育成育ちのGK堀田大暉を獲得 初J1の岡山から地元へ…「クラブに心から感謝」
ベガルタ仙台は20日、ファジアーノ岡山からGK堀田大暉(30)の完全移籍加入を発表した。 仙台元々、仙台育成育ちの堀田は2017年に東海大学から福島ユナイテッドFCに入団。その後、湘南ベルマーレやツエーゲン金沢でのプレーを挟み、2022年4月から岡山でプレーしている。 過去2年間はまとまった出番を掴んだが、今季は新加入のGKスベンド・ブローダーセンにポジションを奪われる格好に。このまま岡山残留なら再びJ1リーグでのシーズンだったが、地元帰還を決断した。 来季を仙台で迎えるにあたり、両クラブの公式サイトを通じて次のようにコメントしている。 ◆ベガルタ仙台 「ファジアーノ岡山から来ました、堀田大暉です。地元であり、ユースまで所属したベガルタ仙台でプレーできることを、とてもうれしく思います」 「プロのキャリアをスタートさせた時から、『いつかベガルタ仙台に戻って、プロを目指すきっかけをいただいたクラブに恩返しをする』ということを1つの目標にしてきました」 「そして今回、このようなチャンスを与えてくれたクラブに心から感謝しています。強い覚悟と責任をもって戦います。共にベガルタ仙台をJ1の舞台へ昇格させましょう!」 ◆ファジアーノ岡山 「改めてJ1昇格おめでとうございます。ファジアーノ岡山に関わる皆さまが一つになって掴んだJ1昇格だと思います。チームの一員として、この瞬間に携わらせていただいたことを、とても光栄に感じています。このたび、ベガルタ仙台に移籍する決断をしました」 「ファジアーノ岡山での3年間で私に関わっていただいた全ての方々との出会いが、とても大きな財産です。サッカー選手としても人としても、大きく成長させてもらいました。そして、どんなときも熱く支え続けていただいたファン、サポーターの皆さま、本当にありがとうございました。J1昇格を決めて、ともに喜んだあの時間を一生忘れません」 「岡山を離れますが、"子どもたちに夢を!"という理念は、これから先も胸に刻み、サッカー人生を歩んでいきたいと思います。ファジアーノ岡山の更なる飛躍、クラブの繁栄を心から願っています。本当にありがとうございました」
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