レインボーライン山頂公園 お盆の入園者が過去最高
福井県美浜、若狭両町にまたがるレインボーライン山頂公園を運営する第三セクター「レインボーライン」は8月19日、お盆期間(10~18日)の入園者数を発表した。9日間で2万1935人となり、1970年の開園以降で同期比過去最高を記録した。 2023年は1万1834人、22年8761人、21年3604人、20年1万4731人、19年1万2383人が入園していた。1日当たりでも11日に3109人となり、お盆期間では初めて3千人を超えた。12日も3517人と伸び、13日は3151人だった。同期間中は開園時間を10~20分繰り上げ、朝早くから来る客に対応した。 同社は過去最高を記録した要因として、暑すぎない曇りの日が多く雨が少なかったことや、北陸新幹線で訪れる直接的な開業効果、開業で全国的に福井が注目され関西や東海方面からも車などで来園する間接的な効果などを挙げた。JR各社の主要駅や中日本高速道路の主要サービスエリア、県内観光地でのポスター掲示など、レインボーラインが今夏に向けて行ってきた情報発信強化も奏功したとした。 今年はゴールデンウイーク(GW)期間(4月27日~5月6日)の入園者数も同期比過去最高を記録した。竹内社長は「レンタカーの割合が増え、GW以上に開業効果を感じた。秋の行楽シーズンに向けて期待が高まる」と話した。