中国株ボラティリティーのヘッジコスト、中期的な信頼感を示唆
サスケハナ・インターナショナル・グループのデリバティブ戦略共同責任者クリス・マーフィー氏は、株価の上昇が止まれば急激なボラティリティー上昇は反転する可能性があると警告する。
「プット買い(ロングプット)を通じたヘッジを検討している投資家は、株価が下落する一方でインプライドボラティリティー(IV、予想変動率)の水準も低下し、株価が下落してもプット買いの利益が著しく抑制される状況に十分注意すべきだ」と指摘した。
その上で、プットスプレッドやプロテクティブカバー、オーバーライティングを購入してエクスポージャーを減らすのが理にかなうとの見方を示した。
原題:Hedging Goes Out the Door With Burst of China Stocks Euphoria(抜粋)
--取材協力:Natalia Kniazhevich.
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Sangmi Cha