衆議院の解散は自民党総裁選直後が有力?選挙プランナーが政治スケジュールからズバリ予想!
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年8月15日に公開された動画のテーマは……「衆議院の解散はいつ!?」 ゲストに選挙プランナーの松田馨氏をお招きし、次の衆院解散時期の予想とその理由について語っていただきました。 【このトピックのポイント】 ・次の衆議院解散は今年の秋、自民党総裁選の直後か ・新総裁にとって解散は心理的ハードルがあるが回避するとタイミングを逃すケースも ・総裁選直後に解散しないのであれば解散しない大義が必要
衆議院解散はいつ?松田氏は「自民党総裁選直後」と予想!
MC鈴木邦和「このテーマ久しぶりですね」 松田氏「俺、これ一生であと何回聞かれるんだろう」 たびたび衆議院解散の時期を予想している松田氏。最新の予想について、9月に行われる自民党総裁選の行方次第としつつ「可能性が高いのは自民党総裁選直後」とコメントしました。 その理由として、総裁選によるメディアジャックと総裁誕生によるご祝儀相場で自民党の支持率が上がる傾向がある点に言及。総裁選で各候補が国家観や政策議論を行った流れの中でそのまま総選挙に打って出る可能性が高いとのことです。
ただ、一方で新総裁が誕生した場合、直後に解散に打って出るのは「非常に心理的なハードルが高い」とも松田氏は解説します。 例えば2020年に菅義偉氏はコロナ禍、2008年の麻生太郎氏はリーマンショックを理由に解散をしませんでした。この判断に対しは政治的に正しいとする見方がある一方、「自分が総理をやりたかったからだ」という意見も見受けられます。 いずれにしても、菅氏の場合はその後ずるずると支持率を下げ、解散のタイミングを逸してしまった感も否めません。 MC鈴木「そういうのを踏まえても、総裁選の後に解散して支持率が高い状態で選挙に臨む方が自民党にとってはいいということですね」 松田氏「そういう判断をされるんじゃないかと思います」