衆議院の解散は自民党総裁選直後が有力?選挙プランナーが政治スケジュールからズバリ予想!
解散が今年の秋以降になる可能性は?
松田氏は解散時期について、自民党総裁選直後の今年の秋になる可能性が高いと予想しましたが、それ以外の可能性はないのでしょうか。 選択肢として、補正予算成立後の年末から年始にかけて、あるいは通常国会での予算成立後、さらには衆参同日選挙が考えられますが、松田氏は現実的に難しいと分析。解散時期について「今年の秋が一番可能性が高い」と改めて予想しました。 自民党総裁選と時期を同じくして立憲民主党の代表選挙も実施されます。もし、代表選挙を通じて立憲の支持率が上がった場合、解散時期に影響するのでしょうか。 MC鈴木がそのことを問うと、松田氏は立憲の支持率がそこまで上がることはないのではないかと見ており「新しいスターが誕生する雰囲気は残念ながら今のところない」とコメントしました。
また、国際情勢が不安定な状況が続く中、外交・安全保障が投票に与える影響は年々大きくなっており、その点も自民党に有利に働いているようです。 2021年は9月29日に総裁選が実施され10月14日に解散、10月31日に投開票が行われました。今年も総裁選直後の解散となれば、10月末から11月頭にかけて衆院選となる可能性が濃厚といえるでしょう。 次に選挙ドットコムちゃんねるで解散について取り上げるのはおそらく10月以降。その時にこの松田氏の予想が果たして的中したのかどうか、答え合わせをすることになりそうです。 松田氏は自身の予想が外れるケースについて、国際情勢の大きな動きによって解散しない大義が出てくるパターンや、新総裁が心理的ハードルによって解散を回避するパターンを示しつつ、「自民党が議席をできるだけ減らさないようにということで考えれば、やっぱり総裁選直後が一番可能性が高いんじゃないかと思います」と締めくくりました。