2024年版 欧州巨大イベントで見た最新の注目車種 39選 英「グッドウッド」総まとめ
フォード・マスタングGTD
グッドウッドでダイナミックなデモ走行を披露した最高出力800psの公道レーサー。標準のマスタングをとことん鍛え上げたハイパフォーマンスモデルで、最近、注文受付が開始された。英国での価格は31万5000ポンド(約6470万円)から。
ジェネシスGV60マグマ
ジェネシスGV60マグマは、兄弟ブランドのヒョンデ・アイオニック5 Nの高級版である。同じ合計出力650psのツインモーターを使用するが、「ジェントルマンドライバー」向けに特別なチューニングが施されるという。
ヘリックス・バン
英国の新興企業ヘリックス(Helixx)は、小型四輪車規格「L7e」に合わせて設計したEVで、新しい商用バンの形を提案している。マクドナルドにヒントを得たという革新的なフランチャイズ工場モデルを確立し、事業者向けに稼働時間1時間あたりわずか20ペンス(約400円)でのリース販売を目指す。グッドウッドでは生産工程を紹介し、デモ走行を披露した。
ロータス・エヴァイヤX
フォルクスワーゲンID.Rの対抗馬となる電動ハイパーカー。市販仕様のエヴァイヤにアグレッシブなエアロパッケージを装着し、ニュルブルクリンクのラップタイム更新を狙う。
MGサイバーGTSコンセプト
「MGB GTの後継車」という紹介は、クラシックカーファンの前では避けたほうがいいかもしれない。サイバーGTSは、先に投入されたサイバースターの4人乗りクーペ版である。現段階ではまだコンセプトだが、関係者によると早ければ2025年にも発売される可能性があるという。
MG HS
新型PHEVのHSは、3万2000ポンド(約660万円)以下で120kmのEV航続距離を謳う。MGの情報筋によると、HSは中国市場向けのRoewe RX5をベースにしているが、欧州市場の好みに合わせてスタイリングを変更したという。