番組イベントに、5,000人が大笑い! 「ニッポン放送開局70周年記念 『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』リスナー大感謝祭 ~そんなこんなで35周年~」イベントレポート
続いて登場したのは、松村邦洋。元・阪神タイガースのオマリーが歌う「六甲おろし」に乗せて登壇し、モノマネ漫談を披露した。1988年に芸能界入りしたことから、“ほぼ同期”となる番組への思いや、番組開始当初の思い出を盛り込んだネタとなった。津川雅彦や堺雅人がゲスト出演したときのエピソードなど、番組内で起こった数々の名場面をモノマネを通じて披露し、盛り上げた。
続いて、『世にも奇妙なビバリーで起きた本当の話』と題して、各出演者たちが驚いたエピソードをコント形式で披露。東貴博、森三中の黒沢かずこ、乾貴美子、ナイツの塙宣之、磯山さやか、松本明子が、順にエピソードを発表。
高田が発した耳を疑うような発言や、出演者同士のおかしな会話、スタッフとの軽妙なやり取りなど、印象に残った“奇妙な話”の数々で会場を笑わせた。
最後は松本が、高田が作詞を務めた自身の楽曲「この恋いけませんか」を歌唱し、その途中では、松本が客席を下りてリスナーと触れ合う場面も。高田とともにラジオブースでトークする内容のカラオケ映像も流れ、懐かしさを感じさせた。
そして、ステージに高座が設置され、登場したのは春風亭昇太。落語芸術協会の会長を務める昇太は、5,000人の前で落語を披露するという環境に感激し、スマートフ ォンを持ち出し記念写真を撮影するシーンも。高田に関するエピソードを落語に取り入れながら口演し、会場を沸かせた。 ステージ転換中には、著名人からのビデオメッセージが披露された。『ラジオビバリ ー昼ズ』の前番組である『垣花正 あなたとハッピー!』(月~木 8時~)を担当する垣花正は、「今回もイベントに呼ばれなかった……」と切なげに語った。高田を“喋りの天才”と敬う垣花は、高田が天才だと周囲に届ける“アピール術”を語ったが「そのあざとさが逆にダメだった」と反省。そして、同じく前番組『春風亭一之輔 あなたとハッピー!』(金 8時~)を担当する春風亭一之輔は、スケジュールを空けていたが「呼ばれなかった」と語り、中学生の頃から『ラジオビバリー昼ズ』を聴いていたというその当時の思い出を明かした。