小中学生の不登校 宮城が全国最多に 昨年度の文部科学省調査
仙台放送
昨年度、宮城県内で不登校の状態にある小中学生は1000人あたり46.7人と全国で最も多くなりました。 文部科学省によりますと昨年度、県内の小中高校で30日以上欠席した不登校の状態にある児童生徒は9767人と前年度より2027人増えました。 小中学校での増加が顕著で、小学校は943人増え3009人、中学校は709人増え4831人となっていて、1000人あたりの不登校の人数は46.7人と全国で最も多くなりました。 また、暴力行為の発生件数も増加していて、1000人あたりの発生件数は小学校で31.8件と全国で最多となっています。 県教育庁は「不登校への理解が深まり登校に対する意識の変化などが増加の要因の一つと考える」としています。
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