「迫力に感動」センバツ注目カード、雨の中でも2.4万人の大観衆
阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で開催中の第95回記念選抜高校野球大会は祝日の21日、あいにく雨が降ったりやんだりとなったが、注目カードが組まれたこともあって大勢の観客でにぎわった。やや強い雨の中で始まった第3試合は約2万4000人が大接戦に一喜一憂。夏春連覇を懸ける仙台育英（宮城）が慶応（神奈川）を破ったものの、九回に慶応が一時追いついた場面では肩を組んで応援歌を熱唱する人たちで三塁側スタンドが揺れた。この春、中学を卒業の近藤一徹さん（15）＝福岡市＝は家族と来場し「朝から見ているがスピードや迫力に感動した。ブラスバンドや声援もすごい」と、甲子園を満喫していた。【戸田紗友莉】
