昨年の最優秀障害馬マイネルグロンが日曜福島7Rの平地戦で復帰 中山GJ後に屈腱炎の診断も
昨年のJRA賞最優秀障害馬で、今年の中山グランドジャンプ6着後に右前脚深屈腱炎の診断を受けて休養していたマイネルグロン(牡6・青木)が、日曜(11月3日)の福島7R・3歳上1勝クラス(芝2600メートル)で復帰する。 当初、9か月以上の休養を要する見込みと診断されていたものの、ダメージが大きかったのは深屈腱よりも支持靱帯と呼ばれる箇所。回復が順調に進んだことから夏場に騎乗調教を再開し、入厩後も体調を踏まえながら復帰戦を模索してきた。平地では未勝利のため出走できるレースは限られるが、この福島7Rはフルゲートに満たない14頭立て。狙い通りの一戦にゲートインできる。 ここを使って暮れのJ・GⅠ中山大障害(12月21日・中山芝4100メートル)で連覇を狙うという青写真だが、青木調教師は「牧場でもやって、(追い切り)本数の割に心肺機能は整っているし、順調そのもの。平地は久々になるけど、未勝利でも勝ち負けしていたし、この条件なら楽に追走できるはず。何よりも心肺機能が素晴らしいので」と3年1か月ぶりとなる久々の平地戦にも意欲たっぷりだ。
東スポ競馬編集部