とろサーモンの久保田かずのぶ（2023年2月撮影）

　お笑いコンビとろサーモンの久保田かずのぶ（44）が、14日深夜放送されたテレビ朝日系「耳の穴かっぽじって聞け！」（火曜深夜）に出演。テレビMC陣の高齢化に関し、私見を述べた。 　同番組では、久保田とウエストランド井口浩之（41）の”毒舌M－1王者”コンビがトーク。この日、若手芸人から寄せられた「これからテレビを目指していく理由がよく分からない」という声に対し、思いを話し合った。 　この若手芸人は、テレビではMC陣の高齢化が進む一方で、若い世代は各々が好きなコンテンツを見るようになって、テレビでのお笑いが廃れていくのではないか…、などという趣旨の意見を2人に対して寄せた。 　久保田はこれを受け「関西とかでも、もう何十年って、ずーっと居座ってるかた…まあおるわ、そういうMC陣が。で、聞いただけだけど、お給料めっちゃもらってる。で、若手は1日ロケして（ギャラが）6000円、7000円だって。そういうのさ、やめよう…と思うけど。何者が動かしてるんだ？　そこを。それが謎やねん」などと話し、発言中”MCと若手の過度なギャラ格差ってどうなの？”という趣旨のテロップが表示された。 　井口も「特に関西ってすごいですよね。ずっと出てる人はずっと出るじゃないですか。その人が売れ出した時はお金いっぱいあったから、すごい良いギャラになって、さらに大物になって良いギャラになってるけど、ボクらどうやってもそこに追いつけないというか。そういうシステムに今なってるじゃないですか。 　それは確かにどうすりゃいいんだ…と思いますよね」などと話した。 　久保田「むずかしいよな～」とつぶやきつつ、「「今、”上の人”たちおるやん…まだ頑張ってる人たち。その人たちは間違いなく、”会社に押されていた”というバックボーンが絶対ついてくるやん。俺ら、別に（押されていたということが）ないやん。押されてもないしストリートでここまで来て。（M－1グランプリ）優勝してるから。でも、”押された人たち”が作った番組をもう見なくなってるってことでしょ。だからそうやって線引きして、そこは別に見なくていいし。新しいモノだけに対して興味を持つアンテナを持ったほうが正しいと思う」などと述べた。