今夏移籍のラムズデール、アーセナルでベンチを温めていた当時の心境を吐露「他の誰かが活躍している時は…」
今夏の移籍市場でサウサンプトンに加入したイングランド代表GKアーロン・ラムズデールが、アーセナル退団を振り返った。イギリス『talkSPORT』が伝えている。 【動画|日本代表DF菅原由勢がプレミア初ゴール】ブレントフォード vs サウサンプトン ショートハイライト ラムズデールは今夏、2021年の夏から3年間を過ごしたアーセナルに別れを告げることになった。昨シーズン、アーセナルはブレントフォードからスペイン代表GKダビド・ラヤを獲得すると、ラムズデールの出場機会は激減。出場機会を求めたラムズデールは、今夏の移籍市場最終日にサウサンプトン移籍が発表された。 ミケル・アルテタ監督がラヤを正守護神に据えたことに対して「恨みはあるのか」と、問われたラムズデールは「いいえ。サッカー界に長くいるので、監督の決定は監督の決定だ」と答え、アルテタ監督の決断を尊重し、次のように語った。 「僕は考えを変え、正GKに戻ろうと全力を尽くした。しかし彼(監督)の考えは固まっていたし、同時にダビド(ラヤ)も素晴らしいシーズンを過ごした。自分が外され動揺したり、不安を感じることもあったが、他の誰かが活躍している時は我慢するしかない」 「大変なシーズンだったけど、今は新しい居場所を見つけたし、またプレーをするのが楽しみだ。前に進むだけだし、恨みはない。またキャリアをリスタートさせなければならない。でも僕は今の立場に満足しているよ」 またラムズデールは、2ndGKに甘んじていた時もアルテタ監督との確執はなかったことを明かしており、アーセナルに感謝の言葉を述べている。 「アーセナルにいた時、彼(アルテタ監督)が僕にしてくれたことは感謝するしかないし、彼も僕の貢献に感謝を示してくれた。サッカークラブとしてチャンピオンズリーグに戻り、タイトルを目指す時、監督は誰かを動揺させる決断を下すことも多い。そして彼はそのような決断をしたと思う。数週間後にはアーセナルとの試合があり、良い復帰となると思うよ」
SPOTV NEWS