【MLB】ブレーブス8回裏7失点で逆転負け 新人右腕の力投をフイに オズナは2安打で打率2位に浮上
【ブレーブス8-9ロッキーズ】@クアーズ・フィールド
日本時間8月12日、ブレーブスは敵地クアーズ・フィールドでのロッキーズ3連戦の最終戦を迎え、8回表が終了した時点で8対2と大きくリードしていたが、8回裏にまさかの7失点。前日の勝利で6連敗をストップしたものの、3連戦は1勝2敗の負け越しとなった。ロッキーズ4番手のジョシュ・ロジャースに2勝目(0敗)が記録され、5番手のビクター・ボドニックは8セーブ目をマーク。ブレーブスは新人右腕スペンサー・シュウェレンバックの好投を生かせず、4番手のジョー・ヒメネスが4敗目(1勝)を喫した。 【動画】ブレーブスのオースティン・ライリーが先制の18号ソロを放つ 初回にオースティン・ライリーの18号ソロで先制したブレーブスは、4回表にトラビス・ダーノーが12号2ランを放ち、3点をリード。4回裏に2点を返されたが、7回表にホルヘ・ソレアの15号2ランなどで4点、8回表にもソレアの16号ソロで1点を追加し、勝利を決定づけたかに思われた。ところが、8回裏に3番手として登板したルーク・ジャクソンが打ち込まれ、ジェイク・ケイブに6号2ランを浴びたあと、二死2・3塁のピンチを招いて降板。4番手のヒメネスもロッキーズ打線の勢いを止められず、3連打で1点差に詰め寄られると、二死1・3塁からブレンダン・ロジャースに逆転の2点タイムリー二塁打を浴び、この回一挙7失点で大逆転負けとなった。 ブレーブスのマーセル・オズナは「3番・DH」でスタメン出場して5打数2安打。本塁打と打点を積み上げることはできなかったが、打率を.301に上昇させ、ルイス・アライズ(パドレス)に次ぐリーグ2位に浮上した。8月に打率.179、3本塁打、OPS.701と急失速している大谷翔平(ドジャース)とは対照的に、オズナは8月も打率.300、4本塁打、OPS.976とコンスタントな活躍を披露。打率トップのアライズ次第ではあるものの、オズナは大谷よりも三冠王に近い位置にいると言えるだろう。