阪神淡路大震災から22年「1.17」の文字に祈り込め
阪神淡路大震災から22年「1.17」の文字に祈り込め 撮影・編集・ナレーター:柳曽文隆 岡本ゆか THEPAGE大阪
6434人が亡くなった阪神淡路大震災から17日で22年を迎えた。神戸市中央区にある東遊園地では同日午前5時から「1.17のつどい」が行われ、多くの遺族や被災者らが震災発生時刻である「午前5時46分」に犠牲者への黙祷をささげた。
公募のうえ決定した「1995 光 1.17」という文字が描かれた
今年は、同遊園地に用意された竹灯籠で、公募のうえ決定した「1995 光 1.17」という文字が描かれ、一つひとつのロウソクに火が灯された。午前5時46分の時報音がスピーカーで遊園地内に流されると、一人ひとりが静かに目を閉じ、黙祷をささげた。 同遊園地にある希望の灯からの分灯を届けた舞子高校1年の女子生徒は「22年たっても、こんなに朝早くから大勢の人が集まっているというのは『忘れない』という気持ちが強いんだなと思いました」と話す。 また、同校1年の男子生徒は「分灯していた時に『ありがとう』という言葉をかけてもらって、温かい空間と思った」と話していた。