シンディ・ローパー、日本での「フェアウェル」公演開催発表
シンディ・ローパーが、キャリアを締めくくるフェアウェル・ツアーの日本開催を発表した。 1983年撮影のシンディ・ローパー(Photo by by Annie Leibovitz) 1953年6月22日、米ニューヨーク生まれの歌手、女優であるシンディ・ローパー。1978年、ロック・バンド“ブルー・エンジェル”を結成し、80年にレコード・デビュー。83年、フィラデルフィアのバンド“フーターズ”のバック・アップを受けて、ソロ・デビューを果たす。デビュー・アルバム『シーズ・ソー・アンユージュアル』は、アメリカだけで450万枚、全世界では800万枚という驚異的なセールスを記録。1stシングル『ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン』から、「タイム・アフター・タイム」、「シー・バップ」、「オール・スルー・ザ・ナイト」とデビュー作から4曲連続トップ5入りした初の女性ソロ・アーティストとなる。 続いて、映画『グーニーズ』のサントラに参加。シングル「グーニーズはグッド・イナフ」も全米10位のヒットを記録。1986年、2nd アルバム『トゥルー・カラーズ』を発表。このアルバムからも「トゥルー・カラーズ」「チェンジ・オブ・ハート」「ホワッツ・ゴーイン・オン」といったシングル・ヒットを生んだ。陽気で活力あふれる個性的な歌声で人気を博し、弾けるポップスからロマンティックなバラードまで歌いこなす。80年代女性エンタテイナー歌手として、印象深い成果を残した。 また、映画やミュージカル女優としても活躍。グラミー賞とともにエミー賞やトニー賞の受賞経験もある。2005年には米国の同性愛者やその家族・友人を支援する団体PFLAGの「Stay Close Campaign」に姉妹で初参加。その後も現在に至るまで女性、LGBTQコミュニティ、およびHIV/エイズとともに生きる人々に対して支援活動を続けており、自身が設立した慈善団体(トゥルー・カラーズ・ユナイテッド)では、ホームレスになってしまうLGBTQの若者をなくすべく活動を行なっている。2022年にも「Girls Just Want To Have Fundamental Rights Fund」と名付けられた基金を設立。女性の権利を支援する活動を拡大している。 2011年、キャリア初となるブルース・アルバム『メンフィス・ブルース』を発表。グラミー賞にノミネートされた。また大の親日家としても知られており、東日本大震災の際には多くの来日公演が中止となる中、日本ツアーを敢行。日本のファンを勇気づけてくれた。さらに翌2012年、2015年にもツアーを行い、2013年には夏フェス(サマーソニック)に参加した。 2016年、オリジナル・アルバムとしては5年振り、初のカントリー・アルバム『ディトゥアー ~回り道~』をリリース。2019年10月にはデビュー35周年を記念するアニバーサリー・ツアーで来日。日本全国にパワフルかつハートフルなステージを届けた。 2024年に入ると北米からヨーロッパを回る最後のツアー<ザ・ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン・フェアウェル・ツアー>開催が発表され、世界でも大きく報じられた。そして遂に日本でもフェアウェル公演となるツアー開催が決定。15回目となる単独ツアーは、これまで常に日本との絆を紡ぎ続けてきた彼女との時間を過ごせる最後の機会となる。 <ジャパン・ツアースケジュール> 【大 阪】2025年4月19日(土)Asue アリーナ大阪 17:00開場/18:00開演 主催:FM COCOLO/FM802 お問い合わせ:ウドー音楽事務所 大阪支社 06-6341-4506 【東 京】2025年4月22日(火)日本武道館 18:00開場/19:00開演 主催: J-WAVE/TOKYO FM/interfm お問い合わせ:ウドー音楽事務所 03-3402-5999 料金(各税込) S席 ¥20000 A席 ¥19000 ※VIPパッケージの詳細およびチケット販売情報は後日発表いたします 協力:ソニー・ミュージックレーベルズ 企画・招聘・制作:ウドー音楽事務所 公演ページURL:
Rolling Stone Japan 編集部