能登半島地震からあすで1年 被災地で新年への準備
日テレNEWS NNN
元日に発生した能登半島地震から1月1日で1年です。大みそかの31日、被災地では新年への準備が進められています。 石川県輪島市で開かれている出張輪島朝市。大みそかの31日は正月用の餅などを買い求める人でにぎわいました。 買い物客 「1月に家が全壊して、(豪雨があった)9月21日に父親とおじと久手川で流されて」「1年間つらかった」 出店者 「賑やかにいられるだけでも幸せやね」 能登半島地震では石川県内で6882戸の仮設住宅が建てられ多くの人が仮住まいで新年を迎えます。 仮設住宅の住民は 「果たしてこの能登にいてもいいのかなと思うけど、こんな危ないところでも捨てきれない」 一方、輪島市中心部にある重蔵神社は本殿などが被災しましたが仮の社を設け、初詣客を受け入れる準備が行われていました。 重蔵神社・能門亜由子禰宜 「ことし1年が大変でしたので、少しでもいい年になっていただければと思います」 災害関連死を含めて504人が犠牲となった能登半島地震から1月1日で1年です。