【巨人】甲斐拓也「シーズンを戦うための準備をどれだけできるか」入団会見/一問一答
ソフトバンクから巨人へFA移籍した甲斐拓也捕手(32)が26日、都内のホテルで入団会見に臨んだ。5年15億円(金額は推定)で契約。背番号は「10」に決まった。捕手としての心構えや、来季からチームメートとなる田中将大投手(36)についても言及した。 ◇ ◇ ◇ 甲斐の入団会見での一問一答は以下の通り -(阿部監督へ)甲斐は包容力があると。チームにどんな影響が 素晴らしいキャッチャーはうちもそろってますし。いろんな知恵を出し合えるっていう、それがすごくチームにとって素晴らしい強みになると思っているので。 -入団するにあたって連絡を取った巨人の選手は (坂本)勇人さんであったり、丸さん、長野さんも連絡はさせていただいてですね。あとは(岡本)和真、ちょいちょいシーズン通して連絡することもあるんですけど、直接連絡をして「来年からよろしくお願いします。何かあったら何でも聞いてきて」と言っていただきました。 -(阿部監督へ)交渉の場での甲斐の印象 まだその時点では多分、本人の中で決めきれてなかったんじゃないかなっていうのは印象を持ちましたし。結果的にこうやって来ていただけたんで、誠意を見せてよかったなって思います。 -田中将と同じチームになる やっぱり五輪で一緒のチームでやらせていただいて、会話もさせていただいたんですけど、ただそれ以降は特に会話もしていないので。これからコミュニケーションをしっかり取っていけたらなと思ってますし、あそこまでの投手ですし、いろんな話を聞いて捕手としてもいろんなものを吸収したいなと思います。 -組んでみたい投手は 組んでみたいというのは難しいですけど、全て1からのスタートになってしまうので、しっかりどの投手もコミュニケーションを取って、キャンプからしっかりやっていければと思ってます。 -外から見ていた巨人の印象と、どのようにチームに貢献していくか 若い選手がものすごく力をつけていている印象は試合をしていても思いましたし、投手陣も力のある投手は、今年の交流戦で対戦していても感じました。あとは、やっぱり捕手としてチームが勝つことが一番だと思っているので、そういったところでのバッテリー間のコミュニケーションだったり、18・44メートルの空間を大事にしていきたいなと思います。 -来シーズンの開幕前にはドジャースとの試合がある 今はまったくそこまで考えてないです。今はとにかく早くチームになじんで、さっきも言ったようにコミュニケーション取って開幕に向けてシーズンを戦うための準備をどれだけできるかというふうに思っているので。今はそこまでは考えてないですし、どちらかというと、キャンプのことで頭がいっぱいです。 -コミュニケーションを取る上で重要視していることは しっかり相手のピッチャーの話を聞いて、また自分の思ってることっていうのをしっかり話を伝えて。ただ、自分の思っているものを伝えるにしてもしっかりしたものがないと伝えきれれないと思っているので、それだけの伝えれるものっていうものを準備して。それは試合するまでもそうですし、シーズン始まって試合するにしてもやっぱり投手に不安を持たせないっていうとこころが大事かなと。不安を持って投げるよりも思い切って不安なく腕を振って投げた方がいいと思うので、そのためにこちらからお話しする時は、こっちも準備してやらなければいけないかなというふうに思ってます。 -(阿部監督へ)日本一に向けて、どのようなところを甲斐に期待する 僕も現役時代ね、ソフトバンクに日本シリーズ8連敗しているので、そこだけです。 -今年の日本シリーズやこれまでの交流戦で感じたパ・リーグとの違いは。 打線の組み方もそうですし、途中で選手を代える起用であったり、どこで打順を入れるのか、ピッチャーが(打順の中に)やっぱり入っているので。入れ替えの仕方、代えるタイミングもすごく難しいと思うんですけど。そういったタイミングは日本シリーズで打席に入って、ものすごく難しいなと感じた部分もあったので。8番バッターであれば9番にやっぱりピッチャーが入るので、そういったところはセ・リーグならではだなというふうには感じました。