9日まで枇杷倶楽部で100回記念作品展 絵画の光陽会南房総支部(千葉県)
絵画の「光陽会南房総支部」(野﨑雪夫支部長)の、第100回記念支部展が、南房総市の道の駅とみうら枇杷倶楽部で開かれている。会員9人の力作約40点が並んでいる。9日まで。 同支部は、全国的な美術公募団体、光陽会の支部の一つ。1968年に、故・溝口七生氏を支部長に、千葉支部と称して発足。71年に現在の名称に改めた。 現在は安房地域の40~80代の9人が所属。月1回のデッサン会や合評会などを通して交流を深めながら、各自、自由な精神と発想の下、創作活動に励んでいる。また、毎年、春と秋に支部展を開催。春は光陽会本展「光陽展」の出品作を中心とした大作、秋は25号以下の作品を中心に展示している。 今回の秋季展で、支部展は100回目となった。会場には、個性光る作品がずらり。伊予ヶ岳など地元の自然や、牛を検診する獣医、吉野山の桜など、それぞれの感性で題材と向き合った絵画が並ぶ。100回目を記念し、第64回光陽展で文部科学大臣賞を受賞した、野﨑支部長の150号の大作を、サムホールサイズにした複製作品などの販売もある。 同支部では、新規会員を募集している。問い合わせは、野﨑支部長(0470・24・0468)へ。 会期中、時間は午前10時~午後4時半(最終日は4時)。 出品者は次のとおり。=敬称略 今林光江、岡安俊夫、柿沼誠子、杉田考浩、陳喜明、西山正彦、野﨑雪夫、山鹿和英、渡辺宏