北アルプス奥穂高岳の難所ザイテングラート バランス崩し約3メートル滑落 東京都の47歳男性が重傷 県警ヘリで救助 目撃した登山者が通報
北アルプス奥穂高岳の難所の一つザイテングラート付近で、8日早朝、47歳の男性が滑落し、ヘリで搬送されました。 滑落したのは、東京都町田市の会社員の男性(47)です。 8日の午前7時前、標高約2800メートルのザイテングラートを涸沢に向けて下山中、バランスを崩して約3メートル滑落しました。 目撃していた別の登山者が通報し、山岳遭難防止対策協会の救助隊員が出動。午前9時半すぎに県警ヘリで救助し、松本市内の病院に搬送しました。男性は、足を骨折するなど重傷ということです。 男性は前日の7日、単独で上高地から入山していました。 ザイテングラートは、急な岩場で難易度の高いコースで、警察が当時の状況などを調べています。
長野放送