鶴舞公園でイルミネーション 「奏楽堂」やヒマラヤスギ並木を光で演出
鶴舞(つるま)公園(名古屋市昭和区鶴舞1)で現在、ウインターイルミネーションが展開されている。(サカエ経済新聞) 【写真】「奏楽堂」までの道のヒマラヤスギ並木のイルミネーション 一昨年から始まった同企画。同企画担当の松田あやかさんによると、イルミネーションを設置する場所などが年々ボリュームアップしているという。 園内の「奏楽堂」を囲むように植えられている木・プラタナスや生け垣はシャンパンゴールドの電灯などで装飾する。プラタナスがさらに落葉すると電飾の露出が増え、さらにイルミネーションがきれいに見えるという。 今年から正面広場にクリスマスツリーを設置するほか、正面広場から奏楽堂までの並木道に植えられているヒマラヤスギの幹部分に電飾を巻きつけた光の演出を施す。「奏楽堂までの光に誘導されて、歩いて行きたくなるようにした」と松田さん。園内の「緑化センター」の温室も今年初めてイルミネーションを行う。室内を雪が舞うような光と、赤や緑、青など、12色に変わるというライトアップを合わせた演出を外から見ることができる。 松田さんは「生活圏内にある公園のため、普段から通勤通学などで公園を通っていく人が多い。イルミネーション期間中は少し足を止めて、ホットドリンクなどを片手に夜の公園を楽しんでもらえたら。鶴舞公園のイルミネーションの写真撮影を楽しんでもらい、SNSに写真を投稿してもらえるとうれしい」と話す。 通常16時30分閉館の「緑化センター」は、12月20日限定で21時まで夜間営業を行う。当日は主に大人に向けたリース作りのワークショップも開催する。ワークショップ開催時間は19時~20時30分。参加費は4,400円(焼き菓子付き)。事前申込制。定員は10人。 12月20日は16時30分から、展示品のポインセチアのほか、赤色を中心としたクリスマスカラーの切り花を販売する。今年のクリスマスは平日のため、自宅で過ごす人も多いと思う。切り花は1本から販売するので気軽に購入して、クリスマスの食卓に飾るなどしてほしい」と松田さん。販売は12月25日まで。花がなくなり次第販売終了。 イルミネーション点灯時間は17時~22時。来年2月9日まで。
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