原作者の魔夜峰央さんも絶賛、「翔んで埼玉」第2作 くだらなさを真剣に追求した壮大な茶番劇「~琵琶湖より愛をこめて~」が公開
壇ノ浦百美役の二階堂ふみをはじめ、前作でも埼玉解放戦線メンバーとして出演した加藤諒、益若つばさのほか、滋賀解放戦線として堀田真由、くっきー!(野性爆弾)らが出演。最高のキャスト、スタッフでくだらなさを真剣に追求した成果は感動的ですらある。 2019年の映画第1作は数々の映画賞に輝いた。今回も前作に引き続き、徳永友一の脚本で、武内英樹監督がメガホンをとった。 ▽展覧会で「自己申告」すればもらえるステッカーとは 魔夜さんゆかりの所沢市にあるEJアニメミュージアムでは「翔んで埼玉展 ―埼玉の皆様、展覧会を作ってゴメンなさい。―」が、千葉県の「夢の国」が埼玉県民であふれかえると言われている「埼玉県民の日」の11月14日から開かれている。最寄り駅は映画の中で重要な役割を果たすJR武蔵野線の東所沢だ。 入場するとまず加藤諒の映像によるナビゲーションで「都会指数検定」の試験が行われる。ここでひと笑いしたら、映画に登場する美術セット、多彩な小道具類が迎えてくれる。
埼玉解放戦線のアジトや、埼玉県民らが閉じ込められ働かされる甲子園球場地下に造られた謎の施設の美術セットなどを見ると、隅々まで気を配っていることがよく分かる。 GACKTと二階堂ふみの特別対談映像や、原作漫画「翔んで埼玉」の生原稿など、ここでなくては見るのが困難な資料でいっぱいだ。 入場者にはオリジナルステッカーがプレゼントされる。自己申告で、埼玉県在住者には「世界埼玉化計画」、それ以外の人には「埼玉県人警戒中!」の図柄になっている。会期は来年1月14日まで。