沢松奈生子氏、故郷・兵庫県知事選「民意」の力に「全国に先駆けて新しい形作ったんじゃないか」
元プロテニス選手の沢松奈生子氏(51)が18日、大阪市内で、カンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金曜午後1時50分=関西ローカル)に生出演。知事失職に伴う兵庫県知事選で無所属の前職斎藤元彦氏(47)が再選を果たしたことに言及した。 番組ではまず、漫才コンビ「ハイヒール」リンゴ(63)が「イメージからいくと、マイナスからのスタートで、よくここまで盛り返せるんだなって。それがSNSでの力だっていうことで、これはひじょうに驚きですね」と感想を口にした。 斎藤氏は、パワハラ疑惑などをめぐり、県議会から不信任決議を受け、失職。逆風の中、SNSを活用して、大逆転で再選を遂げた。 リンゴの率直な感想に、沢松も同調し「みなさんの力の大きさというのを感じましたし、兵庫県の選挙というものが全国に先駆けて、新しい形を作ったんじゃないか」。 拡散したSNSでの情報を有権者が拾いながら、選択に至った今選挙。沢松氏は「やってみて、こんなにみんなが選挙に対して注目して、みんなで調べようってなかったので。それが民意の力、ひとつの塊になるとすごいパワーになるって…驚きましたね」と語った。 沢松氏は以前の番組でも明かしていたが、斎藤氏と対面したことがあり、当時の印象を「ものすごく腰の低い方で、いろんなお話が出てましたけど…」と言い、パワハラ疑惑が信じられなかったと話していた。 当時を振り返り「私は知事を数分お待たせしてしまったことがあって。それでも全然、にこやかに対応してくださったので、その時出ていた報道に関してものすごい違和感、自分の中で実際にお会いしたイメージと違うので、もしこれが本当ならショックですという話をした覚えがあります」ともあらためて口にした。 一方で、リンゴは、SNSに存在する情報の正確性を把握する難しさにもあらためて触れ、斎藤氏を以前、生放送番組に呼んだ際の記憶をたどって触れた。「その時は、生出演にしてほしい」と言われたと明かし「編集が嫌やったんですね」と思い返していた。