シミと肝斑に悩む43歳ライターが「60日間、本気でシミ退治してみた」結果は?|STORY
40代女性のお肌悩みといえば、やっぱり「シミ」。今年は夏が長かったぶん、紫外線を浴びて受けたお肌のダメージが気になっている人も多いのではないでしょうか? 本企画では、STORYライターが“本気のシミ退治”にトライ。今回はレーザーではなく、塗布薬と内服薬によって60日間じっくりシミ退治に挑みます。果たしてその変化は……? 【経過画像】シミと肝斑に悩む43歳ライターが「60日間、本気でシミ退治してみた」
STORYライター小澤は「モヤモヤ肝斑」でした
診察するなり先生から「昔、日焼けしていましたか?」と指摘されて、ギクリ。実は20代のころ、海外留学先で真っ黒になるまで日焼けしていた時期があったんです……。 肝斑は摩擦が原因であることが多いようですが、ライター小澤の場合は、日焼けによる可能性が高いとのこと。薄いシミとモヤモヤした肝斑が顔全体に広がっているため、レーザーでバチっと焼いて消すのが難しいそう。 そこで今回は内服薬を飲みながら、ハイドロキノンとレチノールが配合されたクリームを使用することになりました。ちなみに肌のターンオーバーには個人差がかなりありますが、一般的には年齢×1.5日と言われているとのこと。現在43歳なので、計算上は64.5日……ということで今回の企画では約2か月間、シミ退治に挑みます。
60日間、服用する処方薬はこちらに決定!
まずは内服薬を処方してもらいました。ビタミン系の内服薬では「3種の神器」の異名を誇るトラネキサム酸錠・シナール配合錠・ユベラ錠を1日3回欠かさず飲み続けます(ユベラのみ1日2回)。 山田奈々先生 内服薬には、すでにできてしまったシミを消すような働きはありません。しかし、これからシミができるのを抑制する効果があるので、毎日継続して飲むことが大切です。 次に「ハイドロキノン」と「レチノール」配合の塗布薬。 今回は「ゼオスキンヘルス」の製品の中から、初心者にもお勧めだという2つの製品を処方してもらいました。美白効果のある成分「ハイドロキノン」配合の製品「ミラミン」と、肌の代謝を良くする「レチノール」が配合された「RCクリーム」です。 「レチノール」というと、皮がボロボロ剥けるイメージだったのですが、こちらの「RCクリーム」は比較的マイルドなので赤みや皮剥けなどのA反応(※)も少なく、初心者でも続けやすいとのこと。ミラミンとRCクリームは、最初の1週間は夜のみ1プッシュずつ。2週間め以降は、肌の状態も見つつ、赤みなどがひどくなければ朝夜それぞれ1プッシュずつ(使用量の目安は肌状態によって異なります)使用するよう説明を受けました。普段使っている化粧品・美容液のあとにゼオスキンの製品を使用し、最後は普段のクリームで仕上げます。 なお、ゼオスキンは肌状態によっておすすめの製品や使用量が異なる上に、休薬期間が必要なものもあるので、使用する際は必ず医師の診断を受けるようにしてください。 ※A反応とは…「レチノイド反応」や「ビタミンA反応」とも呼ばれ、レチノールやレチノイン酸を肌に塗布した後に急激に新陳代謝が促されることで起こる反応のこと。赤みや皮むけ、乾燥感などの症状が多くみられます 山田奈々先生 使用期間中に特に気をつけてほしいのが「絶対に顔をこすらない」ということ。摩擦や圧力は肝斑を悪化させてしまいます。 洗顔の際もタオルを優しくあて、スキンケアや洗顔の際も、“皮膚が動かないくらい”優しく顔に触れることを意識してください。