「最強の王様、二度目の人生は何をする？」のティザーPVの一場面（C）「最強の王様」製作委員会

　米国最大級のウェブマンガプラットフォーム「Tapas」で2018年に連載を開始したTurtleMeさんによる転生冒険ファンタジー作品「The Beginning After the End」が原作のテレビアニメ「最強の王様、二度目の人生は何をする？」が、フジテレビの深夜アニメ枠「＋Ultra（プラスウルトラ）」で、2025年4月から放送されることが分かった。メインキャストも発表され、藤原夏海さんが“2度目の人生”を歩んでいく主人公アーサー、古川慎さんがアーサーの前世である最強の王様グレイを演じることが分かった。藤原さんと古川さんが、2人で1人のキャラクターを演じる。 【写真特集】史上最強の王が赤子に！　「最強の王様」　二度目の人生は？　キャスト解禁

　アーサー・レイウィン役の藤原さんは「今回、グレイ役の古川さんと共にアーサーという1人のキャラクターの人生を新たに歩んでいくということで、緊張しながらアフレコに挑んでおります！　前世のグレイがどのような人生を歩み、アーサーとして生まれ変わってからは何を思い、どんな行動をしていくのか楽しんでみていただけたらうれしいです！　よろしくお願いいたします！」とコメント。

　グレイ役の古川さんは「ファンタジックな世界からの異世界転生という点に珍しさを感じつつ、主人公アーサーの成長物語を楽しんでもらえたらなと思っています。グレイはアーサーの前世かつ中の人という立ち位置。シリアスはもちろん、コメディーなシーンでも存在感が消えない面白さを感じていたり。放送を楽しみにしてくださるとうれしいです」と語っている。

　同作は、史上最強の王様・グレイがある朝突然、無力な赤子・アーサーとして魔法世界に転生してしまい、苦悩しながらも家族や仲間の愛情を受け成長していく……と“2度目の人生”を描く。日本では「最強の王様、二度目の人生は何をする？」というタイトルで、2020年にウェブマンガサービス「ピッコマ」で連載をスタートし、約1年でハート数（いいね数）が2000万回を突破。中国や韓国などでも人気で、全世界累計閲覧数1億5000万回を超える人気作。アニメは、元永慶太郎さんが監督を務め、studio A-CATが制作する。