退屈な試合に…。日本代表、北朝鮮戦個別パフォーマンス査定【田中碧】アジア杯にいれば…。復帰戦でMVP級
日本代表は21日、FIFAワールドカップ2026アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選で北朝鮮代表と対戦し、1-0で勝利を収めた。この試合での選手たちのパフォーマンス、そして監督の采配はどうだったのか。今回はA~Cの3段階で評価する。(スタッツはデータサイト『Sofa Score』参照)
田中碧(背番号17) 北朝鮮代表戦:フル出場 評価:A この試合のMVPは田中碧で間違いない。得点のシーンでは、田中らしい三列目からの攻撃参加でボックス内に侵入し、堂安律からのパスをゴールネットに突き刺した。この試合では中盤でコンビを組む守田よりも低い位置でプレーし、ビルドアップの際には板倉滉と町田浩樹の間に降りてダウンスリーの形に。最終ラインからの攻撃の組み立てに大きく貢献した。また、守備の強度が以前と比較して格段に上がったように見え、43分の被カウンターの場面では相手FWとスピード勝負になるも泥臭くボールを奪い取ってピンチを防いだ。攻守で躍動し、90分間戦い抜いた背番号17には、最大級の賛辞を送るべきだろう。
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