ハマス幹部5人が計画か 昨年10月のイスラエル奇襲
【エルサレム共同】アラブ紙アッシャルク・アルアウサトは11日までに、パレスチナ自治区ガザを実効支配してきたイスラム組織ハマスによる昨年10月のイスラエル奇襲攻撃を計画、決定したのはハマスのガザ地区トップ、シンワール指導者や軍事部門トップのデイフ指導者ら幹部5人だったと報じた。軍事部門指導部に近い複数のパレスチナ筋の話という。 イスラエル側に察知されないよう組織内の情報共有も限定的だったとした。カタールが拠点のハマス最高指導者ハニヤ氏は攻撃が近いと伝えられていたが、詳細や時期は実行の数時間前まで知らされなかったという。