【阪神】ヤクルトに完敗 3位に転落...伊藤将は小幡の痛恨失策も絡み3回途中5失点 富田は村上に被弾 打線は10残塁で6安打1得点
■プロ野球 ヤクルト6ー1阪神 (29日 神宮) 阪神はヤクルトに敗れ連勝ならず、34勝33敗5分の貯金1でDeNAと入れ替わり3位に転落。首位・広島と4ゲーム差に広がった。先発・伊藤将は3回途中5安打、小幡の失策も絡み5失点で4敗目。打線は5回の中野のタイムリーの1得点のみ10残塁だった 近本は2戦連続ベンチスタート。ヤクルトの先発・奥川に1回、島田が遊ゴロ、中野は左飛、森下は遊ゴロ、わずか10球で三者凡退に終わった。 伊藤将司(28)は今季10度目の登板、試合前まで3勝3敗、防御率3.25。前回の6月22日・DeNA戦(甲子園)は6回を7安打4失点で負け投手、自身2連敗中だった。今季ヤクルト戦は初登板。 伊藤将は1回、先頭・丸山和に四球、宮本に右安打で無死一・三塁のピンチに。オスナにレフト線にタイムリーを飛ばされる。なお無死二・三塁から村上の二ゴロ間、サンタナにライトへ犠飛を打たれ3点を先制される。 2回の攻撃で先頭・大山が四球、前川の一ゴロ、佐藤輝は四球で1死一・二塁に。坂本は中飛、小幡は右飛に倒れた。 3回の攻撃で1死から島田が右安打、島田が二盗を決め1死二塁に。中野は中飛、森下は空振り三振に倒れ、追い上げられない。 伊藤将は3回1死から宮本に死球、オスナの二ゴロを二塁に入った小幡が落球。村上には右安打で1死満塁からサンタナにライト前にタイムリー、続く長岡にもライト前にタイムリーを落とされ、0ー5となり伊藤将は降板。代った2番手・浜地が1死満塁から山田を遊ゴロ併殺打に打ち取った。 伊藤将は2回1/3を68球、5安打2四死球1奪三振の5失点(自責4)だった。 4回は奥川に大山、前川、佐藤輝が三者凡退に終わる。5回は坂本が遊飛、小幡が一ゴロと2死から代打・野口は死球、島田は四球で一・二塁から中野がセンター前にタイムリーを運び、1ー5とする。なお一・三塁の好機で森下が二ゴロに倒れた。 5回は3番手・富田が2死から村上に左中間スタンドへ15号ソロを放り込まれ、1ー6と再びリードを広げられた。 6回からヤクルト救援陣に6回は佐藤輝がヒットを放つも無得点。7回は2死から島田が中安打、中野が四球で一・二塁から代打・糸原は遊ゴロに倒れた。 7回は4番手・島本が宮本に中安打、オスナを右飛、村上に左飛、サンタナに四球で2死一・二塁も長岡を二ゴロに打ち取った。 8回の攻撃で先頭・大山が右安打、前川は遊飛、佐藤輝は捕邪飛、坂本が右安打で2死一・二塁とするも小幡は空振り三振に終わった。 8回も島本が続投し走者を出すも無失点に抑えた。9回は野口、島田、中野があっさり三者凡退に終わり試合終了。