【新紙幣】まだ「渋沢栄一」の一万円札を手にしたことがありません。銀行に行けば「交換」は可能ですか? どうやって手に入れれば良いのでしょうか?
今後旧紙幣はどうなる?
新紙幣は次々と印刷されるため、今後目にする機会は増えていきますが、旧紙幣は印刷されなくなります。先ほど紹介したみずほ銀行や三井住友銀行でも、今後は旧紙幣での新券両替はできないとしています。今は新紙幣のほうが物珍しいものの、次第に旧紙幣の価値が上がってくるかもしれません。 プレミアがつく紙幣の特徴として次のような紙幣番号があります。 ・ゾロ目:333333など ・キリ番:100000など ・階段:123456など ・アルファベットがそろっている:Z〇〇〇〇〇Zなど このほかにも、まれに印刷ミスのある紙幣が存在し、これらの番号よりもさらに高い価値がつくようです。もしもこれらの旧紙幣が手元にあるのなら、交換せずに保管しておいたほうがよいかもしれません。
新紙幣発行で注意したいこと
新紙幣発行のタイミングでは、新紙幣にからめた詐欺が増えるのではと警戒されています。例えば、旧紙幣が使えなくなるので交換が必要などといって旧紙幣をだまし取られる手口などが考えられます。しかし、旧紙幣はこれからも使えるので、このような手口にだまされないようにしましょう。
まとめ
新紙幣を入手するには銀行で新札への両替を行うとよいでしょう。ただし、現在はまだ新紙幣の数が十分ではないことなどから、あらかじめ両替しようと思う銀行へ問い合わせることをおすすめします。 日本銀行では単純な両替や交換は行っていないため注意が必要です。また、新紙幣がらみの詐欺が広まることも予想されているため、詐欺被害にあわないように気をつけましょう。 出典 みずほ銀行 2024年7月に発券の新紙幣に両替したい 三井住友銀行 新しい日本銀行券(新紙幣)の取扱いについて 執筆者:山根厚介 2級ファイナンシャルプランニング技能士
ファイナンシャルフィールド編集部