このまま“出番なし”に…?阪神、今季1軍出場ゼロの選手(6)ライバル揃いで“余剰戦力”に…?
いよいよプロ野球はシーズン終盤を迎え、1試合の重みがさらに増してくる時期となった。リーグ連覇を狙う阪神タイガースでは、前川右京などの新戦力が台頭した一方で、まだ一軍での出番がない選手も多い。そこで今回は、ここまで一軍出場がない阪神の選手を取り上げる。(※今季成績は9月19日時点)
川原陸
投打:左投左打 身長/体重:186cm/89kg 生年月日:2000年12月12日 経歴:創成館高 ドラフト:2018年ドラフト5位 念願の支配下復帰を勝ち取った川原陸。ただ、チーム状況を考慮すると、今季は一軍のマウンドに立つことは難しいかもしれない。 創成館高では、2年時の明治神宮大会で公式戦負けなしだった大阪桐蔭高を相手に好投し、唯一の黒星をつけた男として評価が急上昇した。 最高学年となってからも、チームを春夏連続甲子園出場に導くなど活躍を続けた川原。ドラフト会議では、阪神タイガースからドラフト5位指名を受けた。 しかし、将来を期待されていた中、プロ3年目の2021年に左肩を故障。同年はファームでも登板なしに終わり、オフに育成選手となった。 それでも今季は、開幕からファームで安定した投球を続け、7月20日に念願の支配下復帰を果たした。 二軍では現時点で45試合にリリーフ登板し、防御率1.80をマーク。一軍のチームは優勝争いの真っ只中という状況だが、初登板が実現することはあるだろうか。
ベースボールチャンネル編集部