「キャッシュカードの更新が必要」と言われ… カードをだまし取られる 札幌市
札幌・厚別警察署は2025年1月7日、厚別区内で預貯金詐欺事件が発生したと発表しました。 被害にあったのは厚別区内に住む70代女性です。 2025年1月7日、保険組合の職員を名乗る男から女性宅に、「国民健康保険料の過払い金が発生しています。」「請求期限は切れているがATMならまだできる」「あなたが使っているキャッシュカードは変わっていて使えません」「キャッシュカードを更新する必要があります」などと電話がありました。 この話を信じた女性は男に電話で自宅の住所を伝えました。 その後、女性宅を訪問した男にキャッシュカード1枚を手渡し、暗証番号を伝え、だまし取られました。 その後、キャッシュカードから現金が引き出されたかどうかはわかっていないということです。 女性は金融機関に相談したところ、警察への通報を促され、警察に通報し、事件が発覚しました。 警察は「保険組合などの職員を装ってキャッシュカードを取りに行くという電話は特殊詐欺です」と注意を呼び掛けています。