早瀬憩『あのコはだぁれ?』インタビュー 自然体で人を惹きつける17歳が憧れる大人像
新垣結衣さんのような大人になりたい
──早瀬さんは17歳。17歳という年齢に特別なものは感じるタイプですか。 17歳だから何か変化があるとか特別なものがあるという感覚は自分の中ではあまりないです。どちらかというと、周りの人からよく20歳になったときの話を聞いたりするので、20歳って特別感がありそうだなってちょっと楽しみにしています。 ──お仕事柄、年上の方と接する機会が多いと思うんですね。年上の方とお話しするのは好きですか。 すごく楽しいです。個人的には、同い年ぐらいの人と話しているより、年上の方と話しているほうが楽しいかもしれないです。やっぱり自分よりも長く生きている分、みなさんいろんな経験をされていらっしゃるじゃないですか。自分が経験した上で感じたいいことだったり、ためになることを教えてくださるので、すごく勉強になっています。 ──その分、周りの友人より自分がちょっと早く大人になっているような感覚もあったりしますか。 そこはあんまりないかもしれないです。友達の前では素のままの私なので。自分が大人っぽいと感じたことは全然ないですね。 ──じゃあ、20歳までの3年間で何をやっておきたいですか。 特にこれというものはないんですけど、お芝居が好きなので、一つ一つの作品を大切にしながら、もっとお芝居の経験を積んでいきたいです。 ──どんな作品がやってみたいですか。 今回、ホラーをやって、ちょっと怖いのはお腹いっぱいなので(笑)、キラキラしたのがやりたいです。あとコメディも好きで、ラブコメじゃないですけど、そういうのを観てると楽しそうだなって思ったりして。ご縁があるなら挑戦してみたいですね。 ──では最後に。早瀬さんは将来どんな大人になりたいですか。 今の私は自分のことでいっぱいいっぱい。だから、将来は周りのことをちゃんと気遣えた上で、自分を持っている大人になりたいなと思っています。私にとって目標であり憧れは、『違国日記』で共演した新垣結衣さん。新垣さんがまさに周りを気遣う優しさを持ちながら、演技や自分のことに対してはちゃんと芯を持っている方で。今でもすごく尊敬していますし、あんなふうになれたらなと憧れています。 ──自分の芯を持つためには何が大事だと思いますか。 なんだろう。難しい質問ですね(笑)。私がカッコいいなと思うのは、自分の好きという想いや大切なものを貫ける人なんですね。だから、まずは自分の好きなことをちゃんと大切にしていくことから始めたいです。