自転車による飲酒運転の厳罰化が進められる中、意識を高めようと飲酒運転の通報訓練が、１１日、福岡市早良区の飲食店で行われました。 福岡市早良区にある西新商店街で行われた訓練は飲食店に自転車で訪れた客が飲酒して退店後に飲酒運転をする想定で行われました。 今月１日に施行された改正道路交通法で自転車の酒気帯び運転は、３年以下の懲役、または５０万円以下の罰金が科されることになっています。警察によりますと１１日までに福岡県内では４人が逮捕されています。 早良警察署の山崎謙一郎交通課長は「自転車の飲酒運転も犯罪であると知っていただきたいと思います」と話しました。警察は車や自転車の飲酒運転を見かけたら通報してほしいと呼び掛けています。