バルサが開幕6連勝! テア・シュテーゲン負傷交代も5発快勝…リーグ戦直近3試合で16得点
ラ・リーガ第6節が22日に行われ、ビジャレアルとバルセロナが対戦した。 今夏に就任したハンジ・フリック監督の下で好調を維持しているバルセロナ。ミッドウィークのチャンピオンズリーグ(CL)では序盤の退場が響き1-2で競り負けたものの、ラ・リーガでは開幕から5連勝を記録している。6連勝を目指す今節は、ここまで3勝2分と無敗を維持しているビジャレアルとアウェイで対戦。新戦力のダニ・オルモが負傷離脱を強いられたなか、ラミン・ヤマルやハフィーニャ、ロベルト・レヴァンドフスキ、ペドリらが順当にスタメンに名を連ねている。 【動画】好調バルサが大量5得点で6連勝! 序盤からバルセロナがボールを保持するなか、ビジャレアルは手数をかけない攻撃で相手DFラインの背後を狙っていく。8分にはアレックス・バエナの浮き玉パスに抜け出したジェレミー・ピノがネットを揺らしたが、オフサイドで得点は認められず。13分には右サイドを突破したニコラ・ぺぺが独力でフィニッシュに持ち込んだが、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの好セーブに阻まれた。 ピンチが続いたバルセロナは17分、敵陣右サイド深くでボールを受けたヤマルがカットインから左足を振るも、弧を描いたシュートは左ポストを直撃。その直後にはハフィーニャの右CKからペドリにチャンスが訪れたがシュートは枠を外れる。一進一退の攻防が続くなかで迎えた20分、バルセロナはバイタルエリアでペドリからパブロ・トーレと繋ぎ、ボックス内へスルーパスを供給。抜け出したレヴァンドフスキが冷静に流し込み先制に成功した。 35分、ヤマルが深い位置から絶妙なクロスを送ると、ファーサイドに走り込んだエリック・ガルシアが頭で合わせる。こぼれ球をレヴァンドフスキが押し込み、バルセロナがリードを広げる。対するビジャレアルは3分後、バエナのスルーパスに抜け出したぺぺがラストパスを送り、アジョセ・ペレスが押し込み点差を詰める。45+3分にはバルセロナにアクシデント発生。好セーブを連発していたGKテア・シュテーゲンがハイボール処理の際に脚を痛めてプレー続行が不可能に。イニャキ・ペーニャとの交代を余儀なくされた。 後半の立ち上がりはビジャレアルがチャンスを作る。50分、DFラインの背後を取ったぺぺが豪快なシュートを突き刺すもオフサイドの判定。直後にはぺぺとピノに立て続けにチャンスが訪れたが、GKペーニャとクロスバーに阻まれ得点には至らない。すると58分、バルセロナは敵陣バイタルエリアで細かくパスを繋ぐと、P・トーレがボックス手前から左足を一閃。ディフレクトしたボールがゴール左隅に吸い込まれ、リードを2点に広げた。 64分、右から仕掛けたヤマルがボックス内でエリック・バイリーに倒され、VARによる確認の結果バルセロナがPKを獲得。しかし、このキックをレヴァンドフスキが左ポストに当ててしまい、ハットトリックとはならなかった。この直後、ビジャレアルはティエルノ・バリーのヘディングシュートがネットを揺らすも、オフサイドで得点は認められず。75分、ジェラール・マルティンが敵陣左サイドのライン際でボールを残すと、パウ・ビクトルのパスを受けたハフィーニャがネットを揺らし、バルセロナがリードを広げた。 83分にはヤマルの左足アウトサイドの長いスルーパスに抜け出したハフィーニャが、叩き付けるボレーシュートを沈めて4点差に。試合はこのまま1-5で終了し、バルセロナが6連勝を飾った。次節、ビジャレアルは26日にアウェイでエスパニョールと、バルセロナは25日にホームでヘタフェと対戦する。 【スコア】 ビジャレアル 1-5 バルセロナ 【得点者】 0-1 20分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ) 0-2 35分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ) 1-2 38分 アジョセ・ペレス(ビジャレアル) 1-3 58分 パブロ・トーレ(バルセロナ) 1-4 75分 ハフィーニャ(バルセロナ) 1-5 83分 ハフィーニャ(バルセロナ)
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