特急「やくも」国鉄型特急電車「381系」復活運行最終日に記念カード配布 新見市のJR井倉駅【岡山】
岡山放送
新型車両導入に伴い、2024年に定期運行を終えたJRの特急「やくも」の車両381系が利用客の多い年末年始に復活運行していました。新見市の駅では運行最終日の1月5日、記念のカードが配られました。 カードが配布されたのはJR伯備線の井倉駅にある観光案内所です。案内所を運営する地元住民のグループ井倉駅運営委員会と、高松市の鉄道カメラマン坪内政美さんらが企画したものです。 (鉄道カメラマン 坪内政美さん) 「全国から鉄道ファンが伯備線に来てくれているが、鉄道ファンだけでなく沿線の人たちが鉄道ファンと一緒に盛り立ててくれているというのを感じている。」 「さようなら ゆったりやくも号」と記された記念カードは案内所で缶バッジなどのオリジナルグッズを買った人に無料で配布されました。 5日は地域の人や、最後の雄姿を見ようと県外から訪れた鉄道ファンなど大勢の人が訪れました。 (記念カードを受け取った人) 「電車好き。うれしい。」 「孫が電車好きだから、こっちまで好きになる。」 旧国鉄時代から走り続け、現役最後の特急用電車となった「381系」は、5日は岡山と山陰を結ぶ特急「やくも」で上下線合わせて4本運行されています。地域の人は名残惜しそうに最後の走りを見届けていました。
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