嘘の申請でイベントの補助金を不正に受給したとして、呉市はＮＰＯ法人の理事長の男性を刑事告訴したと発表しました。 市によりますと、ＮＰＯ法人「ＳＹＬ（エス・ワイ・エル）」は２０２２年９月から去年３月までに開催したイベントで、４回にわたって補助金を申請し、あわせて３９６万円を受給していましたが、実際には委託していない事業者の名前を申請書に記載して不正に受給したということです。 ＮＰＯ法人の理事長の男性は、別の会社でパンのイベントを開催していましたが、去年５月に会社が事業を停止したため、理事長に確認をしたところ不正に申請していたことが明らかになりました。 受給した補助金は去年６月に全額返還されました。 市は、嘘の申請をしたとして理事長を詐欺の疑いで呉警察署に刑事告訴し受理されたということです。