J3大宮、長沢徹監督「将来、必ず日本の頂点を取ります!」 レッドブル傘下で来季J2へ
◆明治安田J3リーグ▽最終節 大宮1―2富山(24日・NACK) J3優勝、来季J2昇格を決めている首位・大宮はホームの最終節で3位の富山に1―2で敗れ、18試合ぶりの黒星を喫した。クラブ初のJ3を戦った今季は、リーグ戦38試合を25勝10分け3敗で終えた。 クラブは10月にオーストリアの大手飲料メーカー・レッドブルに全株式を譲渡。オーストリア1部ザルツブルク、ドイツ1部ライプチヒなどサッカークラブを運営する同社グループの傘下となった。クラブ名は「RB大宮アルディージャ」に変更され、エンブレムも刷新。3~4年でのJ1昇格など目標を掲げ、まずは来季J2での躍進を目指す。 この日の試合後、ピッチで最終戦セレモニーが開催された。 佐野秀彦社長は「初めてのJ3での戦いでしたが、振り返れば簡単な試合は1つもありませんでした。本当に強い信念と全ての情熱をかけて覚悟をもって戦い続け、結果を出してくれた長沢監督、コーチングスタッフ、選手に心から感謝したいと思います。26年間、胸につけてきたエンブレムは最後となりました。雷シーズンからは新たなエンブレムを胸に戦うことになります。これまで積み上げてきたDNAやつながりを大切にしながら、新しいことに積極的にチャレンジして、これまで以上に強くて魅力あるチーム、成長が循環できるチームを目指します。J2での戦いは簡単なものではありません。次のステージを目指して、来シーズンもしっかりと戦えるよう、妥協することなく覚悟をもって臨みます」と決意を語った。 また、長沢徹監督は「RB大宮アルディージャは将来、必ず日本の頂点を取ります! その一歩目を踏み出した選手たち、それを支えてくれたファン・サポーターの皆様、お互いをたたえ合って拍手をしてくれませんか」と呼びかけ、熱くあいさつした。
報知新聞社