アパート火災で2人死亡 住人の男を放火罪で起訴 岐阜県高山市
今年8月、高山市のアパートを全焼させて2人を死亡させたとして、岐阜地検は21日、現住建造物等放火の罪で23歳の男を起訴しました。 起訴されたのは、住所不定無職の森江琉聖被告(23)です。 起訴状によりますと、森江被告は、今年8月8日、入居人がいるアパートに放火しようと、自室のごみ袋の中にあった紙きれにライターで火をつけ、床などに燃え移らせてアパートを全焼させたとして、現住建造物等放火の罪に問われています。 この火災では、2人が死亡し、3人がやけどをしました。 岐阜地検は、「燃料などの使用を認定できず、証拠関係から殺意が認められなかった」として、殺人罪には問えないと判断しました。 岐阜地検は、森江被告の認否を明らかにしていません。