「カット野菜」で作ったサラダは、「コンビニサラダ」に比べて節約になる? 1ヶ月の費用を比較
コンビニで販売されているサラダは手軽に野菜が食べられて便利ですが、割高に感じる人もいるでしょう。コンビニには、カット野菜も並んでおり、自分でサラダを作るのにも便利です。 それでは、もしも既製品のコンビニサラダとカット野菜で作ったサラダを食べ続けた場合、どのくらい金額に差がでるでしょうか。本記事では、それぞれ1ヶ月ずつ食べ続けた場合の金額を比較します。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証
コンビニサラダを1ヶ月食べ続けた場合の金額は?
コンビニサラダの種類や価格は、コンビニによって異なります。今回は比較しやすいように、ツナ&コーンサラダを1ヶ月食べ続けた場合の金額を算出してみましょう。 大手コンビニストアのツナ&コーンサラダの販売価格(税込)を調べたところ、次のとおりでした。 ●セブン-イレブンの「ツナ&コーンサラダ」:213.84円 ●ローソンの「シーチキン&コーンサラダ」:246円 ●ファミリーマートの「シーチキン&コーンサラダ」:228円 ※いずれも2023年12月時点 これらの平均価格は229.28円で、1ヶ月(30日間)食べ続けた場合の金額は約6878円となります。
カット野菜を使ったサラダを1ヶ月食べ続けた場合の金額は?
次にコンビニのカット野菜を使い、ツナ&コーンサラダを作った場合の金額を算出してみましょう。ここでは、コンビニのカット野菜にツナ缶のツナをのせてサラダを作るものとします。大手コンビニ各社で、ツナ&コーンサラダに使えそうなカット野菜の価格(税込)は以下の通りでした。 ●セブン-イレブンの「7プレミアムコールスロー」:118.80円 ●ローソンの「コーンミックスサラダ」:112円 ●ファミリーマート:(コーンが入った適当な商品がみつからなかったので除外) ※いずれも2023年12月時点 これらの平均価格は115.4円です。 次にツナ缶の価格は、総務省の小売物価統計調査(2022年)によれば、1缶70gの平均が130円でした。今回はコンビニのカット野菜一袋に、ツナ缶を1缶の半分(35g、65円分)のせてツナ&コーンサラダを作るものとします。この場合、サラダ1食あたりの価格は180.4円、1ヶ月分(30日間)では約5412円です。 コンビニのツナ&コーンサラダを食べ続けた場合(約6878円)と比べると、1ヶ月で1466円節約できることになります。カット野菜やツナの使用量を減らせば、さらに節約できるでしょう。1食分の分量が変えられないコンビニサラダに比べ、カット野菜を使ったサラダは分量を適宜変えられるのもメリットです。