「高給取りの議員たちが集まって最後に河村に一発浴びせたると」 名古屋市の河村市長の辞職 自動失職へ
テレビ愛知
次の衆議院選挙への出馬を表明している名古屋市の河村たかし市長が、市議会から辞職の同意を得られず、自動失職する見通しとなりました。 名古屋市の河村たかし市長は、10月9日、次の衆議院選挙へ出馬するため、14日付けの辞職届を市議会の議長に提出しました。 これを受けて10月11日、市長の辞職に同意するかどうかの審議が市議会で行われました。 自民党名古屋市議団 成田たかゆき議員: 「急いで退職しようとする河村市長の振る舞いは職責放棄以外の何ものでもありません」 結果は反対多数で不同意となり、15日の衆院選公示日に自動失職する見通しです。 名古屋市の河村たかし市長: 「ちゃんと筋道を通してやったのに高給取りの議員たちが集まって最後に河村に一発浴びせたると。そういうことでしょ。しょうがない」
こうした中、次の市長選に向けた動きが。政治団体「緑の党東海」の共同代表で無所属の尾形慶子さんが立候補を正式に表明しました。尾形さんは前回の愛知県知事選に出馬しましたが、次点で落選しました。 名古屋市長選にはこのほか、無所属の大塚耕平参議院議員と、前副市長で減税日本副代表の広沢一郎さん、政治団体「学生党」の西田礼孝さんが立候補を表明しています。
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