このレベルで選外!? 日本代表招集外メンバーの市場価値ランキング13位。2部で評価上昇!? ドリブルがヤバいFW
10月シリーズで、日本代表は招集メンバーに27人の選手を選んだ。もちろん、選出された選手は各リーグで目覚ましい活躍を見せているが、選外になった中でも多くの選手が大活躍を収めている。今回は招集外となった選手の中で最も市場価値が高い選手をランキング形式で紹介する。※成績、市場価値は『transfermarkt』参照、常連の冨安健洋、伊藤洋輝、浅野拓磨らは対象外とする。
13位:坂元達裕(さかもと・たつひろ) 生年月日:1996年10月22日 所属クラブ:コヴェントリー・シティ(イングランド) 市場価値:250万ユーロ(約4億円) 24/25シーズン成績:8試合0ゴール0アシスト 高校サッカーの名門・前橋育英高等学校出身の坂元達裕(250万ユーロ/約4億円)が13位にランクインした。高校の同期には現在J1で活躍する岡村大八(北海道コンサドーレ札幌)や鈴木徳真(ガンバ大阪)、渡邊凌磨に小泉佳穂(ともに浦和レッズ)と錚々たるメンバーが揃っていた。 東洋大学を経て加入したモンテディオ山形や、その後に移籍をしたセレッソ大阪では右サイドを主戦場にレギュラーとして活躍すると、2022年1月にはベルギーに海外移籍を果たすことになる。 ただ、移籍先のKVオーステンデでは試合にこそ出場するものの、得点という目に見える結果を残すことはできず、所属期間の1年半の間に市場価値は微量だが下降傾向を辿っていた。 そんな坂元の転機は2023年の夏に訪れる。ステップアップ先として選んだコヴェントリー・シティはイングランドの2部リーグではありながら、強度も技術も高い選手が揃っており、坂元はその地で目覚ましい活躍をすることになった。 リーグ戦29試合に出場し7得点2アシストという数字を残すと、加入時は100万ユーロ(約1億6000万円)だった市場価値は250万ユーロ(約4億円)まで上昇した。 ひとつ残念だったのは、ここまで調子の良いシーズンだったにも関わらず、リーグ終盤戦の約2ヶ月間は背中の怪我で長期離脱をすることになってしまったことだ。試合数に換算すると12試合。この怪我がなければ坂元の市場価値はもっと上がっていたかもしれない。
フットボールチャンネル