UCL出場を置き土産にボローニャを去るチアゴ・モッタ監督(C)Getty images

【欧州・海外サッカーニュース】ボローニャのチアゴ・モッタ監督が日本時間25日のセリエA最終節ジェノア対ボローニャ戦を終え、『DAZN（ダゾーン）』のインタビューで語った。 【動画】セリエA第38節 ジェノア×ボローニャ｜ハイライト

若手指揮官チアゴ・モッタの下、今シーズンのセリエAで下馬評を覆し、ビッグクラブと肩を並べ、上位争いを繰り広げたボローニャ。ジェノアとの最終節は0-2と敗れたが、セリエA5位以内を確定させて来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ（UCL）出場権を獲得し、UCLの前身のUEFAチャンピオンズカップの予備戦に出場した1964-65シーズン以来となる快挙を達成した。 ボローニャは、今シーズン限りで契約満了を迎えるモッタの退任をすでに発表しており、2022年9月からチームを率いた指揮官は試合終了後、スタジアムの観客から拍手喝采で見送られた。ボローニャの若き指揮官が『ダゾーン』のインタビューで感謝の意を述べた。 「私がボローニャにやって来てからの2年間、チームを去った選手もいれば、新たに加わった選手もいるが、常にみんなから自分が重要であると感じさせてもらった。とてもありがたく思っている。この2シーズンの間、素晴らしい経験を共有してきた選手たちは、技術的に優秀であるだけでなく、人間としても素晴らしかった。感謝の意を伝えたい」 「選手たちが主役であり、全力で彼らのサポートをしてきたつもりだ。それに私は恥ずかしがり屋なので、こうして大勢の人たちの前で、選手たちから感謝されたことは光栄であり、満足している。みんなで共に歩んできた2年間だったが、選手一人ひとりが私にとって大切だった」 「私は毎シーズン、情熱を注いで全力を尽くしてきた。この仕事を始めてから、自分が大好きな役割を見つけたことに気付いた。私の人生における情熱だと確信している。毎日、選手たちに対し、自分の持っているものを伝えていきたいと思っているが、それができたと感じている。それに私は最高の選手たちに恵まれた。私についてきてくれて、私を助けてくれた。だからこの2年間、素晴らしいことを成し遂げることができたんだ。感謝している」