バイエルン入りの伊藤洋輝 (C)Getty Images

ドイツ『スカイ』などで解説者を務めるヴォルフ＝クリストフ・フース氏は伊藤洋輝のバイエルン・ミュンヘン移籍に驚かなかったようだ。ポッドキャスト『Spielmacher』でその理由を明かした。 バイエルンは今月13日に伊藤を4年契約でシュトゥットガルトから獲得したことを発表。『ビルト』が後日伝えたところ、契約解除金が2350万ユーロ（約40億円）となる移籍はドイツ国内でも“サプライズ”として伝えられ、大きな話題を呼んでいた。 一方、『スカイ』でコメンテーターを務めるドイツ代表やバイエルンOBのローター・マテウス氏と“コンビ”を組むことの多いフース氏は伊藤のバイエルン入りに驚かなかった模様。「ヒロキ・イトウのバイエルン移籍にたくさんの人々は驚いた。しかし、『スカイ』でのトップマッチ（土曜日夜の試合放送）の視聴者たちは驚くはずはなかった」と主張し、次のように説明した。 「なぜかって？それはヒロキ・イトウはローター・マテウスが大好きなプレーヤーの1人だからだ。彼のことをいつも、本当にいつも手放しで褒め称えていた。そして、彼は結局そこでプレーすることになった」 150キャップとドイツ代表最多出場記録の保持者である現在63歳のマテウス氏。そんなレジェンドが口にしてきた称賛の言葉も、バイエルンファンの間での伊藤への期待感につながったかもしれない。