バドミントン “元わたがし”渡辺・田口組が初戦快勝 代表選考基準満たしてもペア継続は熟考「終わってからまた考えます」
「バドミントン・全日本総合選手権」(26日、武蔵野の森総合スポーツプラザ) 混合ダブルス1回戦が行われ、パリ五輪銅メダルの渡辺勇大(BIPROGY)が、田口真彩(19)=ACT SAIKYO=と組んで出場し、2-0(21-13、21ー12)で初戦を突破した。 第1セットは渡辺が強打などで流れをつかみ、21-13と先取。第2セットは田口の攻撃を生かす立ち回りで、8連続得点などを演出した。ストレート勝ちを収め、渡辺は「1つ1つ話し合いながらプレーできた」と振り返り、田口は「勇大さんに生かしてもらっている。自分が今できることをやって成長していきたい」と先を見据えた。 渡辺は東野有紗(現・五十嵐)と組んだ“わたがしペア”としてパリ五輪に出場し、2大会連続の銅メダルを獲得。その後にペアを解消し、世界ジュニア選手権女子ダブルスで優勝経験のある8学年下の田口と、9月の全日本社会人選手権から組み始めた。 決勝進出(2位以上)なら2025年度の日本代表入りの選考基準を満たすが、田口とのペアリングはひとまず今大会で一区切りとする方針。渡辺は「一回ここで(区切り)。終わってから、また考えます」と話した。