台湾の柯敬賢、ドジャース入団 今月高校を卒業 「4年で大谷選手と同じ舞台に」
(台北中央社)北部・桃園市の平鎮高校を今月卒業した柯敬賢外野手(17)が17日までに米大リーグ・ドジャースと契約した。同日に台北市内で開かれた入団会見に出席し、4年以内にメジャー昇格を果たし、憧れの大谷翔平や山本由伸らと同じ舞台に立ちたいと意気込みを示した。 契約総額は75万米ドル(約1億2千万円)で、米国でプレーする台湾の外野手として過去最高。背番号は91に決まった。 190センチ、90キロの優れた体格を持つ柯。昨年9月のU18(18歳以下)ワールドカップでは大会の最優秀守備選手に選ばれた。ドジャースの環太平洋地域スカウト担当者は、柯が同大会で打撃でも他の分野でも素晴らしいパフォーマンスを見せ、台湾を準優勝に導いたとし「私たちの心の中では柯が同大会のMVPだった」と評価した。 記者会見ではデーブ・ロバーツ監督や山本、クレイトン・カーショーからビデオメッセージでお祝いが伝えられた。柯はメッセージについて事前に知らされておらずサプライズだったと明かし、好きな選手らがわざわざ撮影してくれてうれしかったと話した。 (謝静雯/編集:田中宏樹)