あんなに大好きだったのに…「大人になって嫌いになった食べ物」500人に聞きました
♦️子どもの頃に食べ過ぎて苦手に 「かぼちゃ。子どもの頃好きで食べ過ぎたから今はあまり食べたくない」(61歳男性/その他) 「バナナは子どもの頃食べすぎて、今は食べなくなった」(60歳男性/会社経営・役員) 「牛乳。毎日1リットルほど飲んでたが、急に飲めなくなった」(47歳女性/その他) 「子どもの頃は納豆が好きだったが大人になって匂いがたまらなく嫌になった」(55歳男性/総務・人事・事務) 子どもの頃に食べ過ぎたり、不快な経験が原因で特定の食べ物が苦手になってしまうこともあるようです。口当たりや匂いが突然苦手になってしまったというケースもありました。もう一生分食べてしまった!という気持ちが背景にあるのかもしれませんね。 ♦️脂っこいものを受けつけなくなった 「カレーパン。脂っこいのがイヤになった」(56歳男性/その他) 「霜降りの牛肉が好きだったのに、だんだん食べると気持ち悪くなりあまり食べなくなった」(56歳女性/主婦) 「天丼・天ぷらが好きだったが、加齢のせいか食べると胃のムカつきが起きるので食べたくなくなった」(46歳男性/その他) 「豚肉の脂身。昔よりも味がくどく感じてしまう」(37歳男性/その他) 加齢を実感するひとつのサインとして、脂っこい食事を重たいと感じることがあります。かつて大好きだったカルビや霜降りのお肉を食べると、胃もたれや消化不良で翌日がつらい……という大人は少なくありません。また、健康意識の高まりからも脂っこい食べ物を控える傾向があるようです。 ♦️大人になって苦手になった食べ物は他にも 「駄菓子系の菓子。大人になるとそれほど美味いと思わない」(59歳女性/その他) 「炭酸飲料。コーラやファンタを毎日のように飲んでいたのに、今は炭酸飲料が苦手になり、全く飲まなくなった」(61歳女性/主婦) 「子どもの頃はカップ麺が大好きだったが、今は味が濃すぎて食べなくなった」(66歳男性/その他) 「生クリーム。最近はくどくなってきた」(65歳女性/その他) 「子どものころ大好きだった粉末のソーダの素を駄菓子屋チェーンで見つけて、懐かしさで大人買いしたが、よくこんなまずいものを喜んで飲んでいたなと思った」(69歳女性/その他) 子どもの頃に苦手だった食べ物が好きになったという話はよく耳にしますが、その反対に、大人になるにつれて、かつて大好きだった食べ物がいつの間にか好きではなくなっていたという経験をしている人も実は多いことがわかりました。このような変化も味覚の成長のひとつと捉え、前向きに食事を楽しんでいきたいですね。
ナカムラミカ