「ゴジラ」(1954年ver.)擬人化コスプレ／もころすさん

漫画やアニメ、ゲームといったコンテンツと並び、今や日本が誇る文化として、海外でも広く親しまれているコスプレ。7月28日には、世界最大規模のガレージキットの祭典として知られるイベントの最新回「ワンダーフェスティバル2024[夏]」(ワンフェス)が千葉・幕張メッセにて開催され、大勢のサブカルファンが来場。ホール内はもちろん、屋外に設けられたコスプレエリアも終日、大盛り上がりとなっていた。 【写真】花芽すみれ(ぶいすぽっ！)のコスプレを披露したニコさん WEBザテレビジョンでは、そんな「ワンフェス」を彩ったコスプレイヤーたちにインタビューを実施。それぞれの「コスプレに対するこだわり」などを話してもらった。 ■「ワンフェス2024[夏]」を彩ったコスプレイヤーたちのこだわりとは？ ■「ゴジラ」(1954年ver.)擬人化コスプレ／もころすさん 衣装デザインは“初代ゴジラ”ということもあり、ビキニスタイルにしました(初代ゴジラはビキニ環礁の水爆実験によって生活環境を破壊された結果、人間を襲うようになった…という点がモチーフ)。また、生地選びや背びれのデザイン、頭部のゴジラは初代らしさを出すように作成しています。 ■花芽すみれ(ぶいすぽっ！)／ニコさん こちらの衣装はすべて自作で用意しました。スカートの模様は手書きで仕上げたものなんですけど、我ながらきれいに描けたと思っています。マントもシルエットが格好良く見えるようにしたくて、造形だけでなくサイズ感にもかなりこだわりました。 ■宝鐘マリン(ホロライブ)／たかみやさん 初めて黒髪以外のキャラに挑戦したので、ウイッグ調整はもちろん、眉毛の色を変えたりするのも難しかったです。それと今回はおなかが透けるデザインの衣装なので、おなかの縦筋が見えるように筋トレや脚のマッサージなども頑張りました。 ■「ワンフェス2025[冬]」は2025年2月に開催 「ワンフェス」とは、プロ・アマチュアを問わず、誰でもフィギュアや模型といった造形物を出展・販売できる催しとして、多くのサブカルファンから親しまれている大型イベント。毎年2月と7月に開催され、その都度、異なるテーマを打ち出しているが、この度の「ワンフェス2024[夏]」ではゴジラ誕生70周年記念として、特別ブース“東宝特撮ワンフェス”を展開。ゴジラをはじめ、さまざまな東宝怪獣やメカに関連した展示であったり、会場限定商品の販売が行われ、好評を博していた。 こうして大盛況のうちに終了した「ワンフェス2024[夏]」に続き、2025年2月9日(日)には「ワンフェス2025[冬]」の開催が決定。もちろんそれまでの期間にも、コスプレが楽しめる大型イベントは全国で多数開催予定で、いずれも盛り上がることが予想される。 はたしてこれらのイベントでは、どのような漫画、アニメ、ゲーム、特撮などのコスプレに人気が集中するのか？　今のうちからトレンドを分析しておき、会場で答え合わせをするのも面白そうだ。 ◆取材・文＝ソムタム田井