【67㎡ 分譲マンション】模様替えで不便を解消!ライフオーガナイザー手塚千聡さんのご自宅を拝見
▶2020年取材時はダイニングにキッズスペースが
LD & Workspace:試行錯誤の末、リビングだった個室を学習&ワークスペースに
引き戸でダイニングから続く個室を学習スペースに。子どもが幼少期に使っていた幅160×奥行き40cmのデスクをもう1つ買い足し、中央に並べて配置。教材を広げやすい環境に。写真左の白のミニデスクは夫の仕事用。
Storage:既存の収納スペースは、120%使いきる工夫を
0.5畳のコンパクトなウォークインクローゼット。壁に有孔ボードを設置し、ウォールポケットをかけて小物を収納。畳む衣類はキャスター付きワゴンに。
リビングにある収納は、サイズ指定できるDIYのWEBショップで棚板を購入して追加。「イベント」「衣類お手入れ」などおおまかなジャンルに分け、投げ込み収納に。中段にはよく使う書類を、下段と上段は同じ要領で食品ストックを小分けに。
Workspace:子どもが無理なく片づけやすいように、棚をカスタム
イケアのBILLYを壁ぎわにつけ、書籍や教材の収納に。「広げたまま教材を片づけたい!」という息子さんの意見を受けて、横に教材をしまえる収納を思いついたそう。右は息子、左は娘で、それぞれ棚板を追加して、教科ごとに収納できるようにしています。
机が中央にあるため、デスクライトは充電式にして配線問題を解消。無印良品のスタッキングシェルフ内が充電スポット。タブレットなどコードがあるものはここに集約。
平日はランドセルを机のわきの棚上に。文具はダイニングから死角になる棚にまとめて。
「小さい家」にはメリットがいっぱい!
▶動線がよい リビングから個室、洗面所から寝室など、最短距離でアクセスしやすいので、効率よく家事を進めやすい環境! ▶家族のコミュニケーションが取りやすい どの部屋にいても家族の気配を感じられるため、家族の体調や心境の変化などを、こまやかに把握できる。 ▶掃除しやすい 家の隅々まで目が行き届き、拭く&掃く面積が小さい分、掃除にかける労力も時間も、最小限で完結。 ▶光熱費が抑えられる 限られた空間なので空気が循環しやすく、冷暖房費が比較的セーブしやすい。部屋が少ない分、冷暖房家電の数も抑えられる。 Staff Credit 撮影/石川奈都子 間取り図製作/前田優子 取材・文/田中理恵 こちらは2024年LEE5月号(4/6発売)「70㎡以下『小さい家』で広々暮らす」に掲載の記事です。